【産前産後の骨盤の様子について、少し詳しく書いてみた その2】

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どーも。

指宿市の僻地にある針灸治療、マッサージ、整体の施術所、西山針灸施術所のにしやまです。

 

前回の続き。

 

妊娠中に骨盤の「ズレ」を生じやすくさせる原因だけど、まずおなかの中の赤ちゃんが大きくなっていくとおなかが前の方に出てくるじゃない?

そうすると骨盤は前傾するんだ。じゃないとおなかふくらまないでしょ。

この骨盤の上には背骨が乗ってるけど、その背骨、特に腰椎も骨盤の傾きについていくように前(おなかの方)にカーブしていく。

つまり腰が反った状態になるわけ。

あとは「横座り」は骨盤がねじれるからよくないよ。重心が横に傾くから股関節にもよくない。

 

もう一つの原因としてホルモンの話があるよ。

妊娠中は「リラキシン」ってホルモンが出るのね。

この「リラキシン」は骨盤だけでなく全身の靭帯や関節をゆるめる働きがある。

この働きで骨盤が広がって赤ちゃんが産道を通って生まれるようになるんだ。

この「リラキシン」はだいたい妊娠3か月あたりから分泌量が増えて、出産するようなころにMAXになるみたい。

で、産後2,3日で分泌しなくなるらしいんだけど、ゆるんだ靭帯がもとに戻るには3,4か月~6ヶ月ほどかかる。

この「リラキシン」が分泌されている期間はもちろん骨盤が「ズレ」やすい時期なんだね。

だから当然産後は無理したらよくないよ。

 

この産後の骨盤、つまり「リラキシン」でゆるんだ関節や靭帯の状態での骨盤だけど、これは自然に戻るのか?って質問もあるね。

これは自然に戻るよ。

「開いたまま固まる」なんてありえんわけ。そんなの見たり聞いたりしたらそれはただのセールストークか無知のどちらかだ。

「開いた骨盤はそのままにしておくと固まるから早めに骨盤矯正を!」なんてそんなのないんだ。

出産で開いた骨盤は自然と戻る。これが答えだ。

骨盤矯正なんてなかった時代の女性も出産はしてるんだから。

このころの女性たちがみんな骨盤開きっぱなしなんて話聞いたことない。少なくともボクは。

ただ骨盤が開いた状態、つまり「リラキシン」で骨盤の関節や靭帯は緩んでいる状態で無理をしたりして正常に戻らなくなるケースもあるから気を付けて。

もしそうなってしまったら医師に相談したほうがいい。

骨盤矯正よりまずレントゲンだよ。

 

産後開いた骨盤が元に戻るまでの期間だけど、だいたい2か月かかるっていわれてるよ。

ちなみに先ほど書いた3,4~6ヶ月ってのは靭帯の話。

でも産後1か月が大事なんだ。

きれいに元に戻るかどうかはこの産後1か月にかかってると思ったほうがいい。

とにかく安静にすること。

 

で、産後の骨盤矯正のタイミングなんだけど、ベストなタイミングは

「産後2か月~6か月」だと思うんだ。

別に6か月超えていても問題ないんだけど6か月までだとスムーズに矯正しやすい。

 

産後の骨盤について、出産した女性は関心がある話だと思うんだけど、セールストークとかそんなのに煽られたりして無駄に心配しなくていいんだ。

ちゃんとした知識を得て、安心してほしいな。

とにかく、産後は安静にして無理しないようにね。

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