【数ある治療法の中の針灸治療】

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どーも。

指宿市の僻地にある針灸治療、マッサージ、整体の施術所、西山針灸施術所のにしやまです。

 

整体、整骨、マッサージ、鍼灸、カイロプラクティック、オステオパシー、、、など世間にはいろいろな施術法があります。

私はその中で「鍼灸」を施術することを選びました。

他の施術法について術式や免許の有無などはとりあえず置いといて、ここでは「鍼灸」について書いてみますね。

 

国家資格を取ろうと思うくらい私がこの「鍼灸」に興味を持ったのはその「美しさ」なんです。

 

例えば風のない日の池の水面にひとつの小石を投げてみます。

小石は水面に落ちると同心円状に波紋を広げます。

その小石と水面の関係のようにツボひとつで身体に影響を与えることにとても高い芸術性を感じたんです。

 

私は鍼灸治療は極力無駄をそぎ落とした治療法だと思っています。

症状を消し去るために最も効果のある「ツボ」を狙いすまして施術することが鍼灸治療の醍醐味です。

 

鍼灸において「ツボ殺し」という言葉があります。

たくさんのツボを使ってしまい、かえってせっかく有しているツボの効能を殺してしまうという意味です。

やはり最小限のツボで最大限の効果を狙う。

そのほうが美しい、芸術点の高い鍼灸治療ですし、それを成せるために日々学習を積んでいます。

 

「ツボ殺し」と「殺し」というだけあって、ツボは生き物です。

教科書や参考書にはツボの位置が書かれていますが、その位置は目安であって、臨床上の実際では微妙にズレていることがほとんどです。

それを正確に見つけられる指頭感覚もなくてはならないのです。

 

「ほら、このツボへこんでるね。さわってみてごらん」

と患者様に触れさせても

「いや、なにもわからないよ」

と言われることがあります。

私にはものすごくはっきりとわかるのですが、これくらいの感覚が必要ですし、もっと感覚を養う必要があります。

 

鍼灸治療は職人仕事です。

形に残ったりするようなものづくりの職人さんとはまた違った種類ですが、学術や経験を積むことは同じだと思います。

 

現在私は、肩こりや腰痛、膝痛などのいわゆる身体の痛み(運動器疾患)は手技療法(整体術やマッサージなどの鍼灸を使わない治療)で行っておりますが、それ以外の症状は鍼灸治療で施術しています。

 

私の鍼灸治療は現代中医学がベースです。

現代中医学のロジックで体質を見極め、ツボを処方します。

そのロジックがはまって効果が出たときは、「針灸やっててよかった」と思いますね(笑)。

病みつきになります(笑)。

 

 

あ、「鍼灸」と「針灸」の違いですが、「鍼灸」は一般的な鍼灸、特に日本式の鍼灸治療で「針灸」は中国式の針灸治療と考えています。

「鍼」という字は「(邪気)を封じ込める金属の道具」という意味があるそうです。この字は中国にはありません。中国に行くと「針灸」は「針灸」です。

 

とにかくゴルゴ13バリに狙いすまして最大限の効果を出す、そのそぎ落とされた美しさが鍼灸にはあります。

この美しさは鍼灸治療において他にはないように思います。

 

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